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法人設立のお知らせ
この度、小柴優子、藤田淑子は、新会社「フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社」を設立し、日本の個人や財団が、資金や経験等を社会貢献活動に積極的に活かすことを支援する取り組みを本格始動させることとなりました。
【創業者対談】PA inc.創設の思いと実現したい未来
これまで、当事業を行ってきた一般財団法人社会変革推進財団（理事長：大野修一 所在地：東京都港区 以下、SIIF）とは、社会課題解決に向けた資金の流れをつくるという共通の目的達成のために、今後とも連携して参ります。
| 設立登記 | ：2023年3月 |
| 事業開始 | ：2023年5月 |
| 所在地 | ：東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号桑野ビル2階 |
| 代表取締役 | ：藤田淑子、小柴優子 |
| ミッション | ：個人が、「よりよい社会づくり」と「自身の価値観の実現」を行いやすい環境をつくる。 |
| ウェブサイト | ：https://pa-inc.jp |
【主な事業内容】
個人富裕層および金融機関向けの以下のサービス
1)フィランソロピー・アドバイザリー
▶社会貢献活動の企画、実践、運営、事業評価等のアドバイザリー。
主に個人・財団法人が実現したい「ミッション」や「価値観」に基づき、社会に良いインパクトを生み出す活動を日常生活や事業などの様々な場面で行っていただくためのあらゆるサポートを行います。
2)フィランソロピー・スターターサポート
▶これから社会貢献活動を始める方の、財団法人等の設立事務・組織運営代行。
フィランソロピー活動を行うための法人の設立から運営、事業の企画から実行までを包括的に支援します。既に設立済みの法人のバックオフィス、事業の企画・実施も承ります。
ご多忙な方が、フィランソロピー活動を速やかに負担なく始められるよう、また、法人設立後も、重要な事業の戦略策定や活動に注力していただけるようサポートします。※これらのサポートは、必要に応じて、士業の方々と連携して実施いたします。
3)フィランソロピー・人材育成/紹介
▶フィランソロピー・アドバイザーの育成/紹介。
フィランソロピー活動において、社会課題や活動に精通した専門家がいることで活動の質は高まります。私たちは効果的な活動をともにつくるパートナーである、フィランソロピー人材を育成・紹介します。
4)調査研究
▶国内外のフィランソロピーやインパクト投資の動向に関する情報収集、分析、発信。
フィランソロピー活動を始めたい方、既に活動されている方にとって有益な国内外の情報や調査研究を実施し、発信していきます。
【代表者経歴】
代表取締役 小柴優子
・日本GEのリーダーシッププログラムを経て、エネルギー部門にて勤務
・米国コロンビア大学国際公共政策大学院卒業（MPA）
・Rockefeller Philanthropy Advisorsにてインターン、ジョージ・ソロスのOpen Society Foundations にて勤務。
・帰国後、公益財団法人日本財団に入職。その後、一般財団法人社会変革推進財団（SIIF）にて、社会起業家への出資への出資、インパクト測定、ベンチャー・フィランソロピー・ファンドの運営を行う。
・2020年日本人で初めて米国フィランソロピー・アドバイザー資格CAP©を取得。
・フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社を設立。
代表取締役 藤田淑子
・シティグループ、UBS、クレディスイスのプライベートバンキング部門/ウェルスマネジメント部門にて、個人富裕層の資産運用・管理、商品開発に20年以上従事。
・山口県において、地域活性化支援、障害者就労支援施設（B型）のマーケティング支援、子ども食堂・居場所の運営に携わる。
・NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえの設立、認定取得を経験する。
・一財）社会変革推進財団（SIIF）にて、新しいフィランソロピー事業の立ち上げ、社会起業家支援、インパクト測定＆マネジメント、財団マネジメントに従事。
・フィランソロピー・アドバイザーズ株式会社を設立。
【アドバイザー】
当社設立にあたって、米国で最大級のフィランソロピー・アドバイザリー・ファームであるRockefeller Philanthropy AdvisorsのVice PresidentであるWalter Sweetをアドバイザーに迎えました。
アドバイザー Walter Sweet
Sweet氏は、20年にわたり、Rockefeller Philanthropy Advisors (RPA) にてフィランソロピー・アドバイザーを務める。現在は、寄付者が世界中でフィランソロピー事業を開発、立ち上げ、推進するプラットフォームを提供するチームを率いる。公衆衛生、コミュニティ開発、教育など、様々な課題分野を支援する財団やファミリーとの信頼関係を構築した豊富な経験を活かし、フィランソロピーを発展・進化させる規制や、ベストプラクティスに関するリソースを提供する。これまでウォール・ストリート・ジャーナルやフィナンシャル・タイムズなど多数の全国紙からインタビューを受け、国内外のフィランソロピー・カンファレンスに招致されている。
【過去の実績】
小柴優子、藤田淑子は、これまで、日本において未踏の領域であったフィランソロピーアドバイザリー事業を展開するにあたり、SIIFにて2020年後半より、以下の活動を行ってまいりました。
１）「新しいフィランソロピーを発展させるエコシステムに関する調査
－ 富裕層の意志ある資産を社会に生かす －」の発行 （2020年9月）
日本の個人富裕層が効果的なフィランソロピー活動を戦略的に行っていくためのエコシステム（環境、仕組み、プレイヤー等）ついて、国内外の文献調査、関係者へのインタビューを通じて明らかにする調査レポートを、多摩大学社会的投資研究所と共に発行。
https://www.siif.or.jp/information/2020-09-16/
２）米国最大級フィランソロピーアドバイザリーファーム「ロックフェラー・フィランソロピー・アドバイザーズ」や、社会性を重視した米国インパクトファンド「アキュメン」との業務提供
グローバルで先駆的な活動を行う組織との連携から、日本において質の高いフィランソロピーアドバイザリー業務を提供を目指してきました。
３）個人富裕層や財団、金融機関や士業の個人富裕層向け担当者へのフィランソロピー・アドバイザリーの提供
より納得のいく社会貢献活動を目指す方に、フィランソロピーの戦略作りや、国内外の最新のフィランソロピー情報の提供、インパクトレポートの作成などの支援を行ってきました。また、金融機関や士業の方々には、社会課題の整理や分析、活動団体のご紹介など、クライアントが必要とされる情報の提供・社内研修の開催・イベントの開催などを行ってきました。
SIIFとは、今後も、社会課題解決に向けた資金の流れをつくるために連携してまいります。
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